地震のこと
この数日間で、いろいろなことを考えている気がする
被災しなかった自分になにができるのかとか、あるいはなにができないのかとか、20日にあるサークルの卒業公演はどうするべきなのかとか、こんな混乱した状態のなかでのTwitterやmixiの恐ろしさだとか、あるいは立場の違いでこうも考え方が変わってくるのか、とか、東京電力に対してイライラするもイライラしてもしょうがないのだ、とか、テレビ報道の意味だとか、買い占めに走るなと言われたって行かなきゃ食べるものがないんだよ、とか、もうとにかくいろいろなことを考えている
今年の始めころ、『神戸新聞の100日間』という本を読んだ。神戸新聞社が95年、一連の震災報道にどう取り組んだのかというドキュメンタリである。それを読んで私は、自然災害の恐ろしさを知ったつもりでいた。しかし今回の災害は想像以上だった。そしてきっとさらに広がる
連絡が取れなくなっていた叔父が無事、との知らせを聞いて、すこし心が軽くなった。しかし無事の知らせにも罪悪感を感じたりもする。いろいろと難しい。
by photo-by-kohei
| 2011-03-14 23:18
| 東京