理由はCheers! のコト
今朝、目を覚ますと電気はつけっぱなしで、しかも私のカラダはカーペットと敷き布団のあいだにサンドウィッチなのです。これはタイヘンなことになりました。
とりあえず電気を消して、ああそういえばトイレに行こうと思うとトイレの電気もつけっぱなしで、しかもそこにはポケットティッシュが散乱しているのです。タイヘンなことになりました。
部屋に帰ってきたところまでは覚えているのです。お店を出ると外は寒くて、なぜ寒いかというと雪が降っていて(あるいはなぜ雪が降っているかというと寒くて)、そのなかを一歩一歩、自分の部屋まで帰ってきたのです。
昨日はそう、お酒を飲んでいたのでした。私の大学で勉強しているイギリス人留学生たちと一緒です。10人くらいだったでしょうか。日本語を勉強している愉快な人たちでした。
はじめの一杯はビールというのは万国共通、あるいは少なくとも日英共通だと思っていたのですが、はじめにビールを頼んだのは私とアレックス氏のふたりだけでした。あとの5人は「カルーアミルク」、ひとりは「ハイチ・グレープフルーツサワー」、もうひとりは「青りんごサワー」なのでした。こうなってしまうと、あのパブ文化を誇る英国紳士的アイデンティティの欠如! に、哀しい感じさえもするワケです。
まわりにはテニスサークルと思われる集団が騒いでいたのですが、剣道部に入ったというアレックス氏は日本式のコールというやつをいくつも覚えていて、一緒になって歌っていました。ビールを頼んだのも、あるいは剣道部式なのかもしれません。
そうだそうだ、そのなかで私は「カンパイ」というのは漢字で書くと「乾杯」ってなって、グラスをドライするっていう意味ならしいよ、と、どこかでだれかが言うようなことを教えたのです。そうしたらそれがイギリス人には面白かったようで、大カンパイ大会(という名の一気飲み大会)が始まったのでした。
by photo-by-kohei
| 2010-02-02 11:10
| 東京