震度7
トーダイの弥生門をでたところに、こんなお店があるのです
とはいえ、営業しているところを見たことはありません
大型店やネット販売が有力なこのご時世、こんな専門店もあるんですね…
専門的といえば!
ロンドンで知り合ったイギリス人の友達が先週、東京にやってきました
ロンドンにいるあいだにお世話になったので、今回は僕がガイドをする番だったのです
いろいろ迷ったあげく、2日間で浅草・秋葉原・渋谷・都庁の展望台などに行ったわけです
本当は相撲を見せたかったのですが、大相撲初日は彼が帰ってしまった後でした
* * *
浅草は反応がちょっと微妙でした。東京に来るまえに京都・奈良・姫路などを
まわってきたらしく、歴史的なJAPANにはちょっと飽きていたのかもしれません
と、おもい、浅草からちょっと歩いた合羽橋道具街へ。ここは厨房器具専門の
商店街なのですが、レストランの店頭に飾られる食品サンプルの
専門店があることでも有名。食品サンプルなんて日本にしかないだろう、と思い、
連れて行ったのですが、ここも反応は微妙でした。むずかしいぜ。
* * *
逆に、反応がよかったのは、イチカバチカかで連れて行った本所防災館。
彼ははじめて体験する「震度7」に圧倒されてしまったようでした
早く日本から離れたい! 飛行機の予約を変えてでも! と、
彼は繰り返すのでした。また彼は、非常食の缶詰が意外とうまい!
ということにも驚いていたようでした。ちなみにここ、入館料は無料。
* * *
最終日の夜には、高田馬場にある居酒屋へ。こちらは僕の大学に
留学しているもうひとりのイギリス人も同席。彼らによれば、
飲み放題というのは「トヨタやソニーに次ぐ日本の大発明!」とのこと。
イギリスでは友達と飲むときはみんなが同じものを頼むのが決まりならしく
せっかくだから日本酒が飲みたいという彼らに付き合わされた僕は、
もう帰りは大変なことになったのでした。ああいうのを千鳥足というのだ。
あっ
うえで「専門的といえば!」と書いたのはつまり、
地震のときにはとっさに頭を守ってテーブルの下に隠れる!
といったような当たり前のことを、イギリス人は知らなかったということなのです
つまりつまり、日本人は地震への対処に対してはみんな専門家なのだなあ
という、まあなんとも無理やりなコジツケなのです。失礼いたしました。
by photo-by-kohei
| 2009-09-18 09:38
| 東京